日本の対ジブチ輸出、7割が貨物自動車

グローバル・トレード・アトラスのデータによると、2023年の日本の対ジブチ貿易（通関ベース）は、輸出額が前年比49.2％減の4,508万ドルだった（添付資料表参照）。内訳をみると、貨物自動車（5トン以上20トン以下）が約7割を占めた。上位10品目（HSコード4桁）をみると、レーダー、航行用無線機器および無線遠隔制御機器、羅針盤その他の航行用機器など船舶に関連するものが入っている。HSコード2桁ベースでみると、第85類の電気機器および部品が12％強を占めた。

なお、輸入については、魚介類がわずかにあるほかは再輸入品のみだった。

ジブチの人口は約100万で、隣国エチオピアと比較して100分の1以下の規模だが、日本からの輸出額は2023年の対エチオピアの金額（4,628万ドル）とほぼ同じになった（2024年2月7日記事参照）。

（中山泰弘）