「フードウィーク2023」が開催、ジェトロブースに48社120品目を展示

(韓国)

ソウル発

2023年12月01日

ジェトロは1122日から25日にかけて、ソウル市江南区のCOEXコンベンションセンターで開催された韓国最大級の食品展示会「フードウィーク2023」に、サンプルショールーム事業(注)としてジェトロブースを設置した。

写真2枚 ジェトロブースの様子(ジェトロ撮影)

ジェトロブースの様子(ジェトロ撮影)

フードウィーク2023には、20カ国、約800社・団体、約1,300ブースが出展し、バイヤーを含む約5万人が来場した。同展示会には加工食品、健康食品、飲料、酒類などの展示・販売に加え、ベーカリーやカフェ、フードテック、食品関係のスタートアップの出展もあった。

今回、ジェトロブースには日本企業の加工食品、健康食品、飲料、酒類など48社120品目を展示し、主に韓国の小売店や卸売業者、サービス業関係のバイヤーなどに試飲試食やサンプリングを通して紹介した。気に入った商品があればその場で日本企業と接続し、オンライン商談を行った。関心を示したバイヤーには、引き続きフォローアップを行い、商品紹介を行う予定だ。

写真 試飲試食の様子(ジェトロ撮影)

試飲試食の様子(ジェトロ撮影)

写真 会場でのオンライン商談の様子(ジェトロ撮影)

会場でのオンライン商談の様子(ジェトロ撮影)

小売店や卸売業者からは「まだ韓国にない日本の商品がほしい」「菓子、日本酒を探している」といった声が多く聞かれた。また、サービス業関係者からは「日本食レストランで簡単に提供できる商品がほしい」「お土産セットに入れられる商品を探している」といった要望があった。

最終日の25日(土)には一般消費者にも試飲試食を行い、商品に対するフィードバックを受けた。日本産食品に関心を持つ人は多く、試飲試食後「この商品はどこで買えるのか」と尋ねる人も多くみられた。

ジェトロは、今後も展示会への日本産食品の出展を積極的に行い、さらなるバイヤー発掘と日本企業の食品輸出支援に取り組む予定だ。

(注)ジェトロが海外バイヤーに日本産食品の商品紹介や試飲試食の機会を随時提供することを目的として、複数国・地域に設置するショールーム(サンプルショールームHP参照)。

(花輪夏海)

(韓国)

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