複合企業エッサールがGJ州と覚書締結、インフラ開発3案件

(インド)

アーメダバード発

2023年12月18日

インド複合企業エッサール・グループ(注)は12月14日、2024年1月にグジャラート(GJ)州ガンディナガールで開催される大規模投資誘致イベント「バイブラント・グジャラート・グローバル・サミット2024」(2023年12月7日記事参照)に先駆け、GJ州政府と総額5,500億ルピー(約9,350億円、1ルピー=約1.7円)の新規投資に関する以下の3つの覚書に調印した(同社プレスリリース)。

  1. エネルギー転換への投資:エッサールは1ギガワットのグリーン水素プロジェクトを開発するために3,000億ルピー規模の投資を行う。
  2. 発電部門への投資 :エッサール・パワーは、サラヤ発電所のフェーズ II 拡張のために1,600億 ルピーの追加投資を行う。
  3. 港湾部門への投資 :エッサール・ポートは、サラヤ港を物流ハブに転換するために1,000億ルピーを投資する。

エッサールの発表によると、同社は過去40年間にわたり、GJ州のエネルギー、金属、鉱業、インフラ部門において約1兆ルピーを投資してきた。エッサールの成長の歴史においてはGJ州が重要であり、同社による中核的な産業プロジェクトへの投資が州の産業発展の可能性を広げ、投資有望州としての潜在性を示すケーススタディとなっているとの見解を示した。現在は、GJ州のエネルギー転換、電力、港湾の各分野で戦略的投資を行う新たな段階にあるとしている。今回の3つのインフラ開発プロジェクトを通じ、1万人以上の雇用機会創出が期待される。

覚書に署名した、エッサー・キャピタルのプラシャント・ルイア取締役は「GJ州は、エッサールの戦略的投資の最前線。エネルギー・インフラ部門への5,500憶ルピーの追加投資により、同州の経済発展にさらに貢献できることをうれしく思う」と述べた。

(注)エッサール・グループは、投資会社エッサール・グローバル・ファンド・リミテッド(EGFL)を中核とし、エネルギー、インフラ、物流、金属、鉱業、サービスなどを手掛けるグローバル企業。EGFLの投資先企業の総収益は150億ドルで、7,000人以上の従業員を雇用。エッサー・キャピタルはEGFLの投資案件を管理する。

(古川毅彦)

(インド)

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