タイ原子力庁、日本の輸入水産物から放射性物質検出せずと発表

(タイ)

バンコク発

2023年10月27日

タイ高等教育科学研究イノベーション省(MHESI)傘下の原子力庁(OAP)は2023年10月26日、日本からの輸入水産物を検査した結果、基準値を超える放射性物質は検出されていないと発表した外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(仮訳は添付資料参照)。タイ当局が日本からの輸入水産物に関する検査結果を公表するのは、9月25日のタイ保健省食品・医薬品局(FDA)発表(2023年9月26日記事参照)、10月12日のFDA発表(2023年10月17日記事参照)に続き3回目。

OAP発表によれば、これまでにタイ農業協同組合省水産局(DOF)やFDAから受け取った日本からの輸入水産物111件のサンプル検査を行った結果、全てのサンプルから放射性物質は検出されなかった。また、在バンコクの日本食レストランの日本米、すし、すき焼きタレ、イクラなど30件のサンプル検査を行った結果、やはり放射性物質は検出されなかった。

OAPは国民に対し、OAPの監視策を信頼、安心するよう、呼びかけている。

(谷口裕基)

(タイ)

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