9月の消費者物価、前年同月比3.7％上昇

韓国企画財政部は10月5日、9月の消費者物価が前年同月比で3.7％上昇し、農産品や石油類を除いたコア物価は3.8％上昇したと発表した（添付資料表1参照）。消費者物価の前年同月比の上昇率は2カ月連続で拡大した。

品目別では、気候変動の影響により野菜・果物の一部の品目の価格が上昇したため、農畜水産物は前年同月比3.7％の上昇となった（添付資料表2参照）。石油類は、引き続き、前年に比べると低く推移（前年同月比4.9％下落）しているものの、OPECプラスの減産延長による国際原油価格上昇を反映し、前月比では4.0％の上昇となった。個人サービスでは、外食（前年同月比4.9％上昇）を含めて全体的に上昇し、前年同月比4.2％の上昇となった。

（橋爪直輝）