UAEのエティハド航空、関空便を10月から就航へ

(アラブ首長国連邦、カタール、日本)

ドバイ発

2023年05月31日

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国際空港をハブとするエティハド航空は5月16日、アブダビ~関西空港間を2023年10月1日から週5便運航すると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

同航空は既に成田への路線を運航しているが、関西空港への路線は初めてとなる。一方、新型コロナウイルス感染拡大以前は名古屋・中部国際空港に北京経由で就航していたが、2020年3月25日にUAEが全国際旅客便を停止(2020年3月24日記事参照)して以降、再開されていない。

日本と中東、また中東を経由した欧州やアフリカへのビジネス客や観光客が戻ってきたのに伴い、中東航空会社の日本路線の再開・就航が相次いでいる。4月にはドバイのエミレーツ航空は羽田便を約3年ぶりに再開した(2023年4月10日記事参照)。カタール航空は羽田便を6月から再開し、時期は未発表だが関西便も再開すると発表している(2023年3月15日記事参照)。これにより、中東湾岸諸国と日本を直行便でつなぐ路線は、エミレーツ航空が3路線(成田、羽田、関西)、エティハド航空が2路線(成田、関西)、カタール航空が3路線(成田、羽田、関西)の計8路線となる。

(山村千晴)

(アラブ首長国連邦、カタール、日本)

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