アディスアベバで投資誘致イベント、1,000人超の投資家が参加

(エチオピア、中国)

アディスアベバ発

2023年05月12日

エチオピアの首都アディスアベバで42628日、投資誘致イベント「インベスト・エチオピア(Invest Ethiopia) 2023外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が開催され、同国への進出・展開が呼びかけられた。エチオピア政府関係者は、同国がアフリカのハブとして、地域で2番目の人口規模を誇るほか、投資誘致に係る各種制度が改善されている点もアピールした。

初日はアフメド・シデ財務相による開会スピーチの後、マモ・ミレトゥ国立銀行総裁らによるパネルディスカッションや、農業、情報通信技術(ICT)、ツーリズムなどテーマ別のディスカッションが行われた。2日目は、エチオピア進出外資企業によるパネルディスカッションなどがあった。フォーラム会場の外では、各州の投資委員会や企業によるブース出展のほか、商談も行われた。

エチオピア投資委員会(EIC)によると、今回のイベントには22カ国から1,000人を超える投資家が参加した。中でも中国人の参加が多く、司会者が中国からの投資に感謝を表明する場面もあった。EICは、中国企業を含む外資企業5社と約164,500万ドルの投資契約を締結したと発表した。分野は食品、農業、木材加工など多岐にわたっている。

写真 投資誘致イベント会場の様子(ジェトロ撮影)

投資誘致イベント会場の様子(ジェトロ撮影)

写真 会場外のブース(ジェトロ撮影)

会場外のブース(ジェトロ撮影)

(中山泰弘)

(エチオピア、中国)

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