米食品見本市「バー・アンド・レストラン・エキスポ」開催、ジェトロはジャパンパビリオンを初出展

米国最大のバー・レストラン経営者向けの食品見本市「バー・アンド・レストラン・エキスポ」が3月27～29日、ネバダ州のラスベガス・コンベンションセンターで開催された。

今回で37回目の開催となるこの食品見本市には、バーやレストランで必要な食材、飲料、台所用品、電子取引システム、ゲーム機器などを扱う約500の企業が出展した。会場には、最新のアルコール飲料やバー業界のトレンドを求めるバイヤーなど1万2,000人超が来場し、通行が困難なほどの盛況ぶりだった。会期中は、展示とは別に、バーやレストラン関係者向けの教育セッションも開催された。

ジェトロは、この食品見本市に初めてジャパンパビリオンを設置した。日本酒、焼酎、ビール、リキュールなど日本産の酒類のほか、和牛、水産物、ラーメン、調味料などを取り扱う日本企業51社が出展した。和牛やラーメンのブースには長蛇の列ができ、日本産サツマイモを使った焼き芋のブースでは、来場者から高い評価を得ていた。

また、ジャパンパビリオンに展示された、日本産切り花を活用したブーケは、来場者の注目を集めていた。

次回は2024年3月18～20日に、同じくラスベガス・コンベンションセンターで開催される予定。

（木村恒太）