韓国とインドネシア、2国間通貨スワップ協定を3年間延長

(韓国、インドネシア)

ソウル発

2023年03月07日

韓国企画財政部は3月6日、韓国銀行(中央銀行)とインドネシア中央銀行との間のウォン・ルピアの通貨スワップ協定を3年間延長(注)すると発表した。同協定は相互貿易を促進し、金融協力を強化する目的で2014年に締結、2017年と2020年に延長され、今回で3回目の延長となる。

今回の延長により、両国の中銀は今後も10兆7,000億ウォン(約1兆1,235億円、1ウォン=約0.105円)・115兆ルピア(約1兆235億円、1ルピア=約0.0089円)まで相互の資金支援が可能となり、国際金融市場の変動性が高い時期にもスワップ資金を活用し、輸出入代金を安定的に決済することが可能となる。

(注)2023年3月6日から2026年3月5日の3年間。

(当間正明)

(韓国、インドネシア)

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