2022年度4月から11カ月間の外国直接投資認可額、前年同期比47.1%減

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2023年03月27日

ミャンマー投資企業管理局(DICA)が発表した外国直接投資統計によると、2022年度の11カ月間(2022年4月~2023年2月)の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区(SEZ)を除く〕は前年同期比47.1%減の16億2,136万2,000ドルとなった(添付資料表参照)。

2月の投資認可額は1億4,473万1,000ドルと、4カ月ぶりに1億ドルを超え、2022年度としては月別で3番目に高い額となった。

2月に投資認可を受けたのは6カ国・地域で、100万ドルを超えたのはタイ(新規1件を含む8,785万ドル)、韓国(新規1件を含む4,700万7,000ドル)、中国(新規1件を含む794万2,000ドル)、香港(追加投資155万5,000ドル)の4カ国・地域。このほか、台湾(30万1,000ドル)、日本(7万6,000ドル)の2カ国も追加投資認可を受けた。

2月に投資認可を受けた業種は製造業、その他サービス業の2業種だった。2022年度の11カ月間の投資認可案件を業種別(認可額、全体に占める割合)でみると、電力(8億2,027万ドル、50.6%)が最も多く、以下、その他サービス(5億91万8,000ドル、30.9%)、製造業(2億5,802万9,000ドル、15.9%)、不動産(2,900万ドル、1.8%)、鉱業(700万ドル、0.4%)、農業(350万ドル、0.2%)、畜産・水産(184万5,000ドル、0.1%)、ホテル・観光(80万ドル、0.1%)だった。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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