冷え込み深まるバングラデシュ、濃霧による飛行機遅延に注意
(バングラデシュ)
ダッカ発
2023年01月16日
バングラデシュでは、1月4日から気温が下がり、冷え込みが深まっている。バングラデシュ気象局の発表によると、同日は午前6時時点で最低気温の13.5度まで下がり、日中の最高気温は21.5度となった。ダッカ市内でも年明けから街行く人の服装も一気に厚着となり、たき火をして暖を取る人の姿も見られた。気象局の今後の1カ月予報
によると、12~22度の気温の範囲となるもようだ。
オフィスや家庭には暖房器具の設置がないため、室内でも朝晩は冷え込むことが多く、衣服の着用によって体温調整・気温対策をすることが基本となる。気象局のデータによると、バングラデシュでは2月ごろまで最低気温が20度を下回る。日本から当地へ直接出張する場合は問題ないが、東南アジアなど気温が高い地域から出張する場合には、着用する衣服にも注意が必要だ。
また、冬には濃霧が発生することが多く、特に霧が濃くなる朝と夕方以降については、フライトの発着が遅れる頻度も高くなるため、スケジュール設定についても注意が必要だ。
ダッカ空港の様子(1月7日午前9時時点、ジェトロ撮影)
(安藤裕二)
(バングラデシュ)
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