ラゴスの鉄道計画、フェーズ1が完工
(ナイジェリア)
ラゴス発
2022年12月26日
ナイジェリアのババジデ・サンウォオル・ラゴス州知事は12月21日、2010年から建設が進められていたラゴス鉄道大量輸送機関(LRMT)のフェーズ1の完成を宣言した。
同鉄道は、ラゴス都市圏交通局(LAMATA)が主導し、中国土木工程集団(CCECC)が建設を請け負っていた。今回完成したのは「ブルーライン」と呼ばれる路線の一部で、ラゴス島のマリーナ駅からメインランドのマイル2までの13キロを5つの駅で結ぶ。
サンウォオル知事は、今回の完成によって1日当たり25万人の旅客輸送が可能になるとしつつ、試運転と線路周辺のセキュリティー対策を施した上で、一般客向けの運行を開始すると述べた。また、ブルーラインのフェーズ2は、マイル2からラゴス州西部のオココマイコまでの14キロの区間で、フェーズ1の完成後直ちに開始されるとした。
マリーナ駅駅舎(ジェトロ撮影)
駅舎構内(ジェトロ撮影)
プラットホームと列車(ジェトロ撮影)
(谷波拓真)
(ナイジェリア)
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