米中間選挙、民主党が上院で多数派維持へ、アリゾナとネバダで当選確実

(米国)

米州課

2022年11月14日

米国で118日に投開票が行われた中間選挙は、集計作業が続いているが、連邦議会上院では、与党・民主党が多数派を維持することが確実となった。米国の複数の主要メディアが報じた。

接戦が続く上院選挙では、米東部時間10日時点で共和党49議席、民主党48議席の獲得が確実となったが、アリゾナ州、ネバダ州、ジョージア州の選挙結果が確定していなかった(2022年11月10日記事参照)。この残り3州のうち、アリゾナ州では、米東部時間11日に民主党現職のマーク・ケリー氏が、ドナルド・トランプ前大統領の支持を受けた共和党のブレイク・マスターズ氏を破り、当選確実とした。翌12日にはネバダ州で、民主党の現職キャサリン・コルテス・マスト氏が共和党新人でトランプ氏の支持を受けたアダム・ラクサール氏を抑え、当選確実にし、この結果、民主党50議席、共和党49議席の獲得が確実となった。上院では、法案採決で賛否同数の場合、カマラ・ハリス副大統領が上院議長として最終的な議決権を有することから、民主党が多数派を維持することが確実になった。残るジョージア州では、開票率100%で、民主党現職のラファエル・ワーノック氏(49.4%)が共和党の新人でトランプ氏の支持を受けたハーシェル・ウォーカー氏(48.5%)を0.9ポイント上回ったが、どの候補者も50%以上の得票率を得なかったため、勝敗の行方は126日の決選投票に持ち越されることになった。

ASEAN関連首脳会議でカンボジアを訪問しているジョー・バイデン米大統領は上院での多数派維持が確実になったことを受けて、「結果にはとても満足している。これからの2年間が楽しみだ」と記者団に答えた外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。また、126日の決選投票について、「51(議席)の方が常に良い。なぜなら、委員会の構成が(与野党で)均等である必要がない状況になるからだ」と述べ、民主党がワーノック候補の勝利に向けて集中していることを明らかにした。

一方、下院選では、CNN米東部時間13日午前11時時点(日本時間14日午前1時時点)で、共和党211議席、民主党204議席の獲得が確実となっている。共和党がリードしているが、過半数の218議席には達しておらず、カリフォルニア州(10議席)やアリゾナ州、コロラド州、オレゴン州(各2議席)など、残り20議席の行方が注目される。

(中溝丘)

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