閉じる

ソウルで「Global Job Fair」開催、日本から53社が参加

（韓国）

ソウル発

2022年11月14日

2022年11月10～11日に、ソウル市内で韓国の雇用労働部、韓国産業人力公団、KOTRA（大韓貿易投資振興公社）共催の「Global Job Fair 2022」が開催された。

同フェアには世界各国の126社の求人企業が参加し、約600人の求職者採用を目標とした。126社の求人企業のうち、48社は現場参加（自社のブースで求職者を面接）で、残りの78社はオンラインで参加した。求人企業を国別でみると、日本が53社で最も多く、カナダ、米国、英国などからも多数の企業が参加した。求人企業を業種別でみると、マーケテイング・会計・財務などの経営・事務管理職が54％と圧倒的に多く、教育・ホテル・外食分野のサービス職（18％）、IT関連（12％）などが続いた。

同フェアでは、（1）求人企業と求職者の1対1面接（現場面接またはオンライン面接）、（2）国別の海外進出戦略説明会、（3）企業・業種別人事担当者の特別講義、（4）海外就業個別コンサルティング、（5）模擬面接、などが行われ、多くの求職者から好評を得た。特に、1対1面接は事前マッチングにより1,000件を超える面接が実施された。

KOTRA関係者は「2019年以来の3年ぶりの開催で、アフターコロナにおける韓国人求職者の海外での就職意欲が確認できた」と評価しながらも、「新型コロナウイルス感染の完全終息ではないため、海外での就職をちゅうちょしている求職者もおり、直前にキャンセルになった面接も一部ある」と付け加えた。