マツキヨ香港、国外最大の旗艦店オープン、AIで化粧品提案も

(香港)

香港発

2022年11月01日

ドラッグストア大手のマツキヨココカラ&カンパニー(本社:東京都文京区)は10月21日、同社が海外で展開する「マツモトキヨシ」(マツキヨ)の中でも最大の売り場面積を誇る旗艦店を香港島地区の銅鑼湾(コーズウェイベイ)にオープンした。香港域内では2022年5月11日に九龍地区の商業施設内に第1号店の出店を果たしており(2022年5月19日記事参照)、その後も順調に店舗網を拡大している。

今回は4店舗目の展開となるが、初の香港島地区への出店、初の路面店出店となった。

同店舗は2階建て構成で、売り場面積は約792平方メートル。人工知能(AI)技術で来店客の顔の画像解析を行い、商品を提案するといった体験型サービスを導入するなど、日本のマツキヨ店舗にはない新たな試みを多く取り入れている。また、商品構成では、日本企業とのコラボレーションによる商品や、香港初上陸となる商品も投入し、ラインアップの豊富さで独自性を打ち出していく構えだ。

1階部分は「TOKYO Street」と題し、香港にいながら東京の街でショッピングをしている気分を味わえるようなスペースとなっている。化粧品のほか、家族やカップルでも楽しめるよう、プラモデルやフィギュアなどのアニメ関連コーナーや、日本の百貨店で取り扱われるブランドを多くそろえた菓子類コーナーを設置し、幅広い層にアプローチできる商品を置いている。また、既存の香港店舗でも売り上げが伸長している同社のプライベートブランド商品もそろえ、香港でのさらなる認知向上を図る。

2階には、日本のマツキヨ店舗でも展開しているサプリメントバーを初めて香港店舗で導入した。そこでは、常駐の薬剤師が来店客の症状や希望に沿ったサプリメント製品を提案し、オリジナルのセットを購入することができる。サプリメント商品は既存の香港店舗でも販売好調で、需要が見込める分野として期待される。

マツキヨ香港の林保範董事長は「香港での出店は順調に進んでいる。今回の銅鑼湾店のオープンはわれわれにとっても新しい試みが多いが、お客さまの反応からも手応えを感じている。アジアナンバーワンのドラッグストアを目指すわれわれとしては、良いスタートを切ることができた」と語った。

写真 マツモトキヨシ銅鑼湾店の外観(ジェトロ撮影)

マツモトキヨシ銅鑼湾店の外観(ジェトロ撮影)

写真 サプリメントバーカウンター(ジェトロ撮影)

サプリメントバーカウンター(ジェトロ撮影)

(日下部有希)

(香港)

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