1～9月の四輪（乗用車）BEV登録台数、前年同期比3.9倍の5,857台

タイ工業連盟（FTI）は10月20日、2022年9月の電気自動車（EV）の新規登録台数を発表した。バッテリー電気自動車（BEV）の新規登録台数は、前年同月比3.8倍の2,210台となり、内訳は乗用車が4.2倍の1,065台、二輪車が77.0％増の972台などだった。ハイブリッド電気自動車（HEV）が2.8倍の6,718台（乗用車が6,675台、二輪車が43台）、プラグインハイブリッド電気自動車（PHEV）が79.6％増の1,083台（乗用車）となった。

2022年1～9月のEVの累計新規登録台数は、BEVが前年同期比3.2倍の1万3,298台となった。内訳は、乗用車が3.9倍の5,857台、二輪車が2.7倍の6,982台などだった。HEVは74.9％増の4万9,811台で、内訳は乗用車が82.3％増の4万9,454台、二輪車が73.5％減の357台となった。PHEVは63.6％増の8,792台（乗用車）だった。

2022年9月末のEV累積登録台数は、前年同月末に比べて35.8％増の31万234台となった。内訳は、BEVが2.6倍の2万4,570台となり、うち乗用車が2.7倍の9,942台で、二輪車が2.4倍の1万3,625台に増加した。また、HEVは29.8％増の24万5,769台、PHEVは35.4％増の3万9,895台だった。

（高谷浩一、ナパッサワン・ブンサンサーム）