広州市、新型コロナ感染拡大で移動制限をさらに強化

(中国)

広州発

2022年11月11日

中国広東省広州市で10月以降、新型コロナウイルス感染拡大(2022年11月9日記事参照)が続いている。広東省衛生健康委員会の発表によると、広州市における11月10日の新規感染者数は2,555人に上った(無症状感染者2,430人を含む、国内症例のみ)。

広州市政府は11月9日に開いた記者会見において、依然として海珠区に感染者が集中していると言及したほか、荔湾区でも新たに局所的に感染拡大が発生しているエリアがあると説明した。同市では海珠区に加えて、荔湾区と番禺区に対して移動制限を含めて防疫措置を強化。社区(コミュニティー)、政府機関、企業、産業園区は封鎖管理を実施し、出入りに際して24時間以内のPCR検査陰性証明の提示を求めた。また、11月10日から増城区、南沙区、从化区を除く市内全域で、小中学校は登校停止とし、オンライン授業に切り替えたほか、大学や専門学校は封鎖管理を行うとした。

省・市をまたぐ移動も難しくなっている。フライト情報アプリ「航空管家」によると、2022年11月10日午前10時時点で、広州白雲空港は当日の便1,159便を欠航した(欠航率は89%にのぼった)。市をまたぐ省内移動は、広州市から深セン市に移動する場合、深セン市に到着してから3日間の「厳格な在宅健康観察」として外出禁止などが求められている。

ジェトロが11月9日に番禺区の日系メーカーに話を聞いたところ、「在宅勤務ができる部署は在宅勤務を指示し、製造部門はバブル方式管理で会社に泊まり込み対応する」という。

(汪涵芷)

(中国)

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