カルナータカ州政府、新型コロナ後最大規模の投資誘致イベント企画

インドのカルナータカ州政府は11月2～4日の日程で、「グローバル・インベスターズ・ミート 2022（Global Investors Meet 2022、GIM）」を開催する。州政府側は3日間で1万人以上を集客する意向で、新型コロナウイルス感染拡大以後では、同州で最大規模のイベントとなる見通しだ。

GIMは市内のバンガロールパレス（Bangalore Palace）で開催され、同州政府は現在、国内外の各機関に対し、開催期間中の集客に向けた協力を要請している。リアルでの開催は2016年以来となるため、州政府側もニューデリーやムンバイなど主要都市でGIMのPRイベントを行うなど、主催者としての意気込みが感じられる。期間中は同州への投資誘致に向けたプレナリーセッションやB2Bミーティングに加え、各国の個別セッションも設けられる。現時点で日本やフランス、オランダ、ドイツ、韓国、オーストラリアがパートナーカントリーになっており（ジェトロによる同州政府への10月17日付の聞き取り情報）、ジェトロはジャパンセッションを11月2日に設けることになっている。また、同セッションではベンガルール地域でモビリティー関連事業を展開する日系企業が事業紹介に加え、投資先としての同地域の魅力も発信する予定だ。

さらにGIMでは、自動車や農業、食品加工、スタートアップ、金融など各事業分野ごとに企業展示も行われるもようで、州政府は出展に向けた申し込みを既に受け付けている。

GIM参加を希望する企業・個人は当日のスムーズな入場のためにも事前登録を行っておくことが望ましい。

（水谷俊博）