デリー準州、公共の場でのマスク着用義務を解除

(インド)

ニューデリー発

2022年10月18日

インドのデリー準州は10月1日から、公共の場でのマスク着用義務を撤廃した。同州は2月28日に新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)感染拡大に対する各種の関連規制を全面解除した(2022年3月2日記事参照)後、感染再拡大を警戒して同年4月から公共の場でのマスク着用を義務付け、違反者には500ルピー(約900円、1ルピー=約1.8円)の罰金を科すとしていた。しかし、足元の新型コロナ感染者数の減少を受け、デリー災害管理局(DDMA)は9月22日の会合で、この規制の解除を決定した。

デリー準州に隣接して日系企業が多く集積するハリヤナ州では、2022年4月に州都グルグラムを含む一部の特定地域で職場や公共の場でのマスク着用を義務化している。ジェトロが同州当局にヒアリング(10月11日)で確認したところ、現時点でも同規制は解除されていない。ただし、街中ではマスクを着用していない人々が大半を占めており、厳格な取り締まりはされていないもようだ。

インド国内の新型コロナ感染状況は、2022年1月の第3波以降、新規感染者数は比較的安定的に推移していたものの、6月上旬から全土で感染が再び拡大し、8月上旬には1日当たりの新規感染者数が2万人を超える状況となった。その後の新規感染者数は徐々に減少に転じ、8月27日以降は1日当たり1万人を下回る水準で推移している。

日本からインド入国に当たっての手続きについては、直近で大きな変更は生じておらず、新型コロナワクチンの接種完了証明書があれば、PCR検査の陰性証明書の事前提示などは不要で、入国後も原則として隔離措置などは設けられていない(2022年8月15日記事参照)。なお、入国前には、「Air Suvidha」ポータルページ(デリー空港HP)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます上で自己申告書を提出することが引き続き求められる。ワクチン接種完了証明書もしくは出発時刻から72時間以内のPCR検査の陰性証明書は到着時の提示のみとなり、自己申告書提出時のアップロードは不要とする運用に変更されている。

(高際晃平)

(インド)

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