みずほインド日本研究センター設立5周年、さらなる日印連携へ

(インド)

ベンガルール発

2022年09月28日

インド経営大学院ベンガルール校(IIMBIndian Institute of Management Bangalore)が構内に設立した「みずほインド日本研究センター(MIJSCMizuho India Japan Study Center)」の設立5周年記念イベントが、916日にベンガルール市内のIIMBキャンパスにおいて開催された。

写真 IIMBリシケシャ・クリシュナン教授と在ベンガルール総領事館の中根勤総領事(みずほ銀行提供)

IIMBリシケシャ・クリシュナン教授と在ベンガルール総領事館の中根勤総領事(みずほ銀行提供)

MIJSCの前身はインド日本スタディセンター(India Japan Study Centre)で、2017年に設立された。その後、みずほ銀行の支援を受け、同校からの名称変更の申し出により、2021年9月にMIJSCとしてあらためて発足した。同年9月の記念式典はオンラインで行われたが、今回は対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施された。イベントでは、在日本インド大使館のサンジェイ・クマール・バルマ大使や、みずほ銀行の加藤勝彦取締役頭取からのビデオメッセージも寄せられた。

現在、MIJSCはインド・日本双方の関心分野において、国際的な学術研究を実施しており、ウェビナー開催、共同研究、出版物の刊行などを行っている。みずほ銀行インド営業部の古川進ベンガルール代表は「これまでレクチャーや視察、ケーススタディーのメンタリングなどの活動支援をしてきた。今後も日印連携の促進につながる活動を積極的にサポートしていきたい」と語る。日本・インド双方の産業界も含めた産学連携のさらなる深化が今後も期待される。

なお、インド経営大学院(IIMs)は国立の高等教育機関で、国内に全20校を有する。ベンガルール校は1973年に設立され、国内でも屈指の人気を誇る。国内外でヒットしたインド映画「3 Idiots(邦題:きっと、うまくいく)」の舞台になったことでも知られている。

(水谷俊博)

(インド)

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