新型コロナ感染者総数が200万人を突破

バングラデシュで7月21日、新型コロナウイルスの感染者総数が200万人に達した（200万279人）。同月31日時点では感染者総数200万5,257人、死者数2万9,291人となっている。

5月以降はオミクロン株「BA.5」型の感染が拡大し、6月下旬から感染者数が1日当たり2,000人前後、陽性率が10％を超えて感染が再拡大を見せた（2022年7月8日記事参照）。犠牲祭（7月10日）前後で陽性率は17％に達したが、7月下旬から10％を下回る日が続き、感染者数も1,000人を下回っている。

しかし、在留邦人や出張者の間でも感染事例が発生しているため、引き続き徹底した感染対策が求められている。現在、政府発表の病床使用について逼迫状況は見られず、犠牲祭後に感染したある日系企業の駐在員は問題なく病院に入院できたと話した。今後の新型コロナウイルス感染状況を注視し、感染対策を行う必要がある。

（安藤裕二）