入国時に新型コロナ陰性証明書が必要に

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2022年08月03日

ミャンマー保健省は81日、国際商業便でミャンマーに入国する外国人の入国条件を一部変更した。入国する場合、到着前48時間以内に実施した新型コロナウイルス検査の陰性証明書の提示が必要となった。これまでは保健省が指定する新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した者は陰性証明書の提示は不要だった(2022年6月29日記事参照)。ミャンマーの731日の新規感染者数は9人で、国内の感染状況は落ち着いているが、各国での感染拡大を受けて水際対策を強化したとみられる。

具体的には、入国者は今回の措置により、到着14日以上前までに規定回数以上のワクチンを接種済みの場合でも、到着前48時間以内に実施したRDT検査(迅速抗原検査)による陰性証明書を提示する必要がある。ワクチン接種を完了していない場合は、引き続き、到着前48時間以内に実施したRT-PCR検査による陰性証明書の提示が必要となる。

なお、ミャンマー到着後は空港でRDT検査を実施し、陰性なら空港を出ることができ、陽性であれば保健省の指示に基づいて隔離されることになる。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

ビジネス短信 ab461bc3315d3346