10月の大統領選の候補者12人出そろう
(ブラジル)
サンパウロ発
2022年08月18日
ブラジル高等選挙裁判所(TSE)は8月15日、10月2日に行われる大統領選挙の候補者12人の登録が完了したと発表した(注1)。主な候補者は添付資料表のとおり。
これまで実施された大統領選挙に関する各種世論調査では、ルーラ氏のリードが目立っているが、今後正式に開始される選挙活動が各候補者への支持率に与える影響に注目が集まる(2022年8月17日記事参照)。今後のスケジュールは以下のとおり。
8月16日:選挙運動開始〔街頭、印刷物配布、インターネット(SNSを含む)など〕
8月26日:選挙放送開始(テレビ、ラジオ)
9月12日:大統領選挙候補者の交代届け出期限
10月2日:第1回投票
10月30日:決選投票(注2)
(注1)高等選挙裁判所(TSE)の公式サイトでは、8月16日時点で候補者12人のステータスは「審査中」となっている。今後TSEの審査を経て正式な候補者となる。
(注2)ブラジルの大統領選挙は4年に1度(前回は2018年実施)。第1回投票で最多得票者の票数が過半数に達しない場合、10月30日に上位2人による決選投票が行われる。
(古木勇生)
(ブラジル)
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