上海市、水素燃料電池自動車100台の運行開始

(中国)

上海発

2022年08月08日

上海市は84日、上海自動車展覧センターで、国家水素燃料電池自動車(FCV)のモデル都市(2021年9月1日記事参照)として、100台のFCV運行開始の式典を行った。同市の張為副市長などが参加した。式典では、FCVシステムを提供する上海捷氢科技や、上海重塑能源科技、上海神力科技、航天氢能(上海)科技、上海清志新能源技術、上海青氢科技の6社に対し、同市の庄木弟副秘書長から始動の鍵が授与された。

上海市経済信息化委員会の呉金城主任は式典でのあいさつで、(1FCV応用モデルの資金管理法や、水素ステーションの専用規則、水素ステーション運営支援法などの制定を加速し、最適なビジネス環境を構築する。(2)産業サプライチェーンの上下流企業が共同で水素貯蔵・運輸や中核となる材料や技術のブレークスルーを実現することを支持する。また、70メガパスカル(Mpa)の水素ステーション配置を加速し、水素ステーションでの水素製造試験の展開を奨励する。(3)各都市間の産業サプライチェーンの相互補完、水素ステーションの配置など多方面での協同連携を強化すると表明した。

上海青氢科技の徐真総経理は「4.5トントラックに搭載した水素燃料電池システムは80キロワットとなる。電池システムや車体の軽量化と小型化に加え、車載水素タンクを備えることで、物流会社の収益性を高めたい」と紹介した。当該の水素燃料電池システムの続行距離は500キロ程度、100キロ当たりの水素消費量は2キロとの紹介もあった。

上海市は20218月、FCVモデル都市群に選定され、2025年までに5,000台のFCV73の水素ステーションを展開することを目標としている。

(宋青青)

(中国)

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