米連邦上院選見通し、ネバダ、アリゾナで民主党候補やや優位、世論調査

(米国)

米州課

2022年08月24日

米国中間選挙の連邦上院選で、ネバダ州、アリゾナ州で現職民主党候補がやや優位との見通しであることが各種世論調査から分かった。

ボストンのサフォーク大学が8月22日に発表した世論調査結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注1)によれば、ネバダ州の連邦上院選が、もし今日実施されたら誰に投票するかという問いに対して、現職のキャシー・コルテス・マスト氏が45%で、トランプ氏が支持する共和党候補のアダム・ラクソール氏(元州司法長官、38%)より7ポイントのリードとなった。性別では、コルテス・マスト氏は女性の支持が53%とラクソール氏(30%)を上回り、ラクソール氏は男性の支持が48%とコルテス・マスト氏(35%)を上回る。人種別では、ラクソール氏は白人の支持が45%とコルテス・マスト氏(42%)をやや上回るが、黒人、ヒスパニックでは、コルテス・マスト氏への支持が52%、48%とラクソール氏(13%、30%)を大きく上回った。

また、コルテス・マスト氏の支持者では、重要事項として「中絶」(22%)、「気候変動」(19%)、「インフレ・経済」(16%)が上位に挙げられ、ラクソール氏支持者は、「インフレ・経済」(53%)、「不正選挙」(21%)、「公安」(7%)を上位に挙げた。

フォックスニュースが8月に実施した世論調査結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注2)によれば、もし、今日アリゾナ州の連邦上院選が行われれば、誰に投票するかという問いに対しては、民主党候補の現職マーク・ケリー氏が50%、トランプ氏が支持する共和党候補ブレーク・マスターズ氏(ベンチャーキャピタリスト)が42%と、ケリー氏が8ポイントのリードをしている。

性別では、ケリー氏への女性の支持は57%と高く、マスターズ氏(35%)を22ポイント上回り、男性ではマスターズ氏(50%)への支持がケリー氏(42%)を上回った。これは、米国最高裁が女性の人工妊娠中絶権を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を破棄したことに対して(2022年6月27日記事参照)、女性が「支持しない」とする割合が高いことによるとみられる。女性では、「支持しない」(62%)が「支持する」(30%)を大幅に上回った。男性は、「支持する」(45%)と「支持しない」(46%)の差がほとんどなかった。

なお、選挙情報サイト270トゥウィンの情報によれば、ネバダ州、アリゾナ州とも連邦上院選は接戦の予想だ(注3)。

(注1)実施時期は826日。対象者はネバダ州の中間選挙投票予定者500人。

(注2)実施時期は81216日。対象者はアリゾナ州の有権者1,021人。

(注3)サバトズ・クリスタル・ボール、クック・ポリティカル・レポート、インサイド・エレクション、スプリット・チケット、ファイブ・サーティエイト各社の総合判定に基づく。

(松岡智恵子)

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