新型コロナのデジタル健康証明、日本が採用の規格にも対応

(台湾)

中国北アジア課

2022年07月14日

台湾の中央流行感染症指揮センター(CDC)は713日、新型コロナウイルスのワクチン接種証明と、検査結果証明を発行する「デジタル新型コロナ健康証明」システムに、スマートヘルスカード(SHC)規格のデジタル証明機能を追加すると発表した(中国語外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます英語外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。同機能は、714日午前8時から利用可能となった。

SHC規格は、日本や米国の一部地域、カナダ、オーストラリア(シドニー)などのワクチン接種証明システムで採用されている国際規格で、これらの国・地域への渡航時に、ワクチン接種証明として使用することができるという。

機能追加に伴う、証明の申請方法の変更はなく、従来のプラットフォーム上外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから証明書の申請をすることができる。また、申請時に、今後はEUの採用規格とSHC2つの規格を選択できるようになるため、アプリの切り替えなども不要だ。

「デジタル新型コロナ健康証明」は、台湾籍と外国籍のいずれの場合も申請が可能で、身分確認完了後、証明書のPDFデータがダウンロード・印刷可能となる(2022年1月21日記事参照)。

(柏瀬あすか)

(台湾)

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