米CDC、カリフォルニア州北部の多くを新型コロナ感染状況「高」と分類

(米国)

サンフランシスコ発

2022年07月07日

米国疾病予防管理センター(CDC)の75日時点のデータによると、日系企業が多く所在する北カリフォルニアのサンフランシスコ郡、サンマテオ郡、サンタクララ郡を含む多くの地域が新型コロナウイルス感染状況の「高」と位置づけられている。CDCは原則として、各州の郡単位での新型コロナ感染リスクに応じて(1)高、(2)中、(3)低のいずれかに分類しており(注、2022年2月28日記事参照)、当該データを毎週更新している。「高」に分類されている地域は、現時点で米国全体の約2割(629エリア)に当たり、CDCはこれらの地域に対して公共の屋内施設でのマスク着用や、ブースター接種を含むワクチン接種の完了のほか、症状がある場合の検査の受診などを推奨している。

5月に雇用主向けの感染予防ガイドライン改定

カリフォルニア州労働安全衛生局(Cal/OSHA)は56日、雇用主向けのガイドラインの新型コロナウイルス感染症予防緊急臨時基準(ETS)を改定し、1231日まで有効にすると発表した。ETSは、新型コロナウイルス感染の症状のある全ての従業員や職場で、濃厚接触した従業員(新型コロナウイルス感染症から最近回復した無症状の従業員を除く)に対して、無償かつ有給で検査を提供するよう、雇用主に求めている。

また、雇用主は、感染者に濃厚接触した従業員に対して自己隔離を行い、職場での感染拡大を防止する手段を講じる必要がある。例えば、濃厚接触したものの無症状の従業員は、ワクチンの接種有無にかかわらず、接触後35日以内に検査を受け、濃厚接触後10日間は他者と接触する際にフェースカバーを着用しなければならない。同州公衆衛生局は68日、濃厚接触の定義などを更新し、感染者と24時間のうち累積15分以上、同じ屋内空間(家屋、医療機関の待合室、飛行機など)を共有した場合、濃厚接触に当たると定義している。加えて、ETSは、医学的または精神的な健康状態などを理由にフェースカバーを着用できない従業員に対して、雇用主が優遇を図る必要があるとしている。

(注)過去7日間の10万人当たりの新型コロナウイルスによる入院患者数、入院患者数に占める同感染症患者の割合、過去7日間の10万人当たりの新型コロナウイルス感染者数の3指標に基づいて分類される。

(石橋裕貴)

(米国)

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