ミュンヘンで自動化・ロボット関連の展示会開催

(ドイツ)

ミュンヘン発

2022年06月28日

国際オートメーション・メカトロニクス専門見本市「automatica外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が6月21日から24日まで、ドイツのミュンヘンで開催された。「automatica」は、2004年からミュンヘンで隔年開催される組み立て技術や、ロボット、駆動・センサー技術など、ものづくりに関わる技術・製品の最新動向がつかめる見本市だ。2018年まで2年に1度開催されてきたが、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止(2020年10月9日記事参照)、今回、新型コロナ禍後初の来場型開催となった。

今回の「automatica」では、35カ国から574社がインテリジェント・オートメーション(注)やロボティックスに関連する内容を出展し、約75カ国から2万8,000人以上が来場した。主な出展企業の国をみると、ドイツ、イタリア、スイス、オーストリアなどで、欧州以外ではカナダ、米国が多かった。メッセ・ミュンヘンへのヒアリングによると、日本からの出展は2社で、現地法人なども含めると日系企業は約20社だった。ファナック、安川電機など大手ロボットメーカーに加え、機械学習とモノのインターネット(IoT)を活用したデータ収集のスタートアップ企業リルズ(Lilz)の出展などもあった。一方、前回の2018年開催に比べて、出展社数は36%減少(2018年:890社)。来場者は約4割減となった(2018年:4万5,584人)。外国からの来場者は約38%で、特に東欧からが多かったという。

次回の「automatica」は2023年6月27日から30日に開催される。その後2年ごとの開催となり、次回から光学・レーザー技術関連の展示会「LASER World of PHOTONICS」(2022年5月13日記事参照)との併催となる。

検査・分析機器、セラミックス関連見本市も併催

今回の「automatica」開催期間に、国際ラボテクノロジー・分析技術・バイオテクノロジー専門見本市「analytica外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(2020年9月16日記事参照)と、国際セラミックス・粉末冶金(やきん)技術・原材料専門見本市「ceramitec外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」もミュンヘン見本市会場で併催された。「analytica」の出展社は39カ国・地域から891社で、外国からの出展は約4割だった。メッセ・ミュンヘンへのヒアリングによると、日本からは3社、現地法人も含めると約27社だった。来場者は約2万6,000人。「ceramitec」の出展社は34カ国から356社で、メッセ・ミュンヘンへのヒアリングによると、日本からは1社、現地法人も含めると約4社だった。外国からの来場者は約1万人で全体の58%だった。「analytica」と「ceramitec」は次回、2024年4月23日から26日に開催される。

写真 「automatica」展示会場内の様子(メッセ・ミュンヘン提供)

「automatica」展示会場内の様子(メッセ・ミュンヘン提供)

(注)RPA(ロボティックス・プロセス・オートメーション)と人工知能(AI)を組み合わせて、ビジネスを高度に自動化させる仕組みのこと

(高塚一)

(ドイツ)

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