台湾でサル痘感染者を初確認

(台湾)

中国北アジア課

2022年06月28日

台湾の中央流行感染症指揮センター(CDC)は6月24日、台湾で初めてサル痘感染者を確認したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。感染者は20代の男性で、6月17日に留学先のドイツから台湾に入境した。20日に発熱し、のどの痛みや筋肉痛、発疹、鼠径(そけい)部のリンパ節肥大などの症状を訴え、病院で検査を受けたところ、24日に陽性が確認されたという。

CDCはサル痘の流行状況や、接触者の追跡と防疫を実施している。24日時点で医療関係者などを中心に19人の接触者が確認されたが、いずれも無症状だという(「中央社」6月24日)。また、感染者は全身にみられる皮膚の病変部分がかさぶたになり、完全に取れるまで隔離して治療を行うという。

台湾では、6月23日にサル痘が第2類法定伝染病に指定外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますされ、必要に応じて、指定された隔離治療機関で治療が可能になるほか、医師は感染が疑わしいケースを確認した場合、24時間以内に、衛生主管機関に通報をすることが求められる。また、衛生主管機関は、隔離治療や感染状況の調査、感染者と接触した者の健康監視などの予防措置を実施する。

CDCは、感染リスク低下のため、入境時に発熱や発疹、水疱(すいほう)または膿疱(のうほう)などの皮膚病変や、その他の疑わしい症状が見られた場合、航空会社職員と空港の検疫担当者に報告するとともに、直ちに病院で治療を受け、医師に海外渡航歴や他者との接触履歴を報告するよう呼びかけている。

(柏瀬あすか)

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