インターコンチネンタルホテル、タシケントに再進出

(ウズベキスタン)

タシケント発

2022年06月27日

ホテル事業を世界的に展開するインターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は6月21日、ウズベキスタンの首都タシケントにインターコンチネンタル・タシケントを2022年末までにオープンさせると発表した(同社記者発表6月21日)。

ホテルの部屋数は216室で、2,500平方メートルの会議場などが併設される予定。タシケント市内の中心部、アミール・チムール広場北のハイアットリージェンシー・タシケント、ウィンダム・タシケントなどが並ぶ一角にある、トリリアント・ビジネスパークに立地する。

インターコンチネンタルホテルは、1997年にタシケントにオープンし、15年間ウズベキスタン唯一の五つ星ホテルとして営業を続けたが、2012年5月にウズベキスタン市場から一度撤退した経緯がある。

タシケントでは、世界的なホテルブランドの進出が続く。2020年にはヒルトン(2019年11月26日記事参照)、コートヤード・バイ・マリオット、2021年にはハンプトン・バイ・ヒルトンが営業を開始したほか、2022年内にメルキュールホテルが営業開始を予定している。日系企業では、H.I.S.ホテルホールディングスが2022年3月1日からホテル営業を開始している(2022年3月2日記事参照)。

(高橋淳)

(ウズベキスタン)

ビジネス短信 6fc6dd546e40cea0