新型コロナワクチンの接種活動を強化、4回目接種対象年齢を40歳以上に引き下げる

(ペルー)

リマ発

2022年06月30日

保健省(MINSA)による新型コロナウイルスの第4波到来の宣言(2022年6月28日記事参照)がなされたところだが、ペルーでは感染拡大抑制のため、さらなるワクチン接種が進められている。MINSAは6月15日から新型コロナウイルスの4回目ワクチン接種対象年齢を、現行の3回目接種から5カ月経過している50歳以上から、40歳以上に引き下げた(その他18歳以上の医療従事者、合併症患者、免疫抑制疾患患者も引き続き対象となる)。それに加えて、政府は全国レベルでの接種会場や人員の増加を図っており、また必要に応じて移動式接種サービスで家庭訪問接種や職域接種の強化に努めている。4回目接種を終えたアニーバル・トーレス首相は「これ以上感染を拡大させるわけにはいかない。ワクチン接種は自らの命を守るだけでなく、他人や全国民の命を守るための責任ある行動だ」として必要回数の接種を訴えた。

MINSAによる6月27日時点でのワクチン接種状況は、1回目が2,950万7,076人〔接種対象者数比(注)90.0%〕、2回目が2,761万6,922人(84.2%)、3回目が1,860万8,749人(65.1%)、4回目が182万6,021人となっている。また、国立保健物資戦略調達センター(CENARES)によると、ワクチンのメーカー別の供給比率は、米国ファイザー製が45.5%(4,027万8,579回分)、中国シノファーム製が29.7%(2,623万1,576回分)、英国アストラゼネカ製が12.4%(1,093万4,136回分)、小児用ファイザーが9.2%(810万2,400回分)、米国モデルナ製が3.3%(288万800回分)となっている。

ペルーにおける6月26日時点での全国新規感染者数は1万2,192人に上り、入院患者数は893人(そのうちICU病棟入院数は140人)を記録している。

写真 ワクチン接種会場の様子(ジェトロ撮影)

ワクチン接種会場の様子(ジェトロ撮影)

(注)MINSA目標接種対象者数は3,278万1,250人。

(設楽隆裕)

(ペルー)

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