第1四半期の対外直接投資、前年同期比2.2倍の254億ドル

(韓国)

ソウル発

2022年06月23日

韓国企画財政部は6月17日、2022年第1四半期(1~3月)の対外直接投資動向を発表した。対外直接投資は、総投資額が前年同期比2.2倍の254億ドル、総投資額から投資回収額(注)を差し引いた純投資額が同3.0倍の215億ドルだった(添付資料表1参照)。同部では「新型コロナ禍」からの回復に伴う不確実性の低下や、不振だった前年同期からの反動により、対外直接投資が増加した」と分析した。

業種別(総投資額)では製造業が最も多く、金融保険業、不動産業、情報通信業、電気ガス業と続いた(添付資料表2参照)。国・地域別では、米国が最も多く、中国、ケイマン諸島、ルクセンブルク、ジャージー島と続いた(添付資料「表3 主要国・地域別対外投資の推移(2022年第1四半期の上位5カ国・地域、総投資額)」、「表4 地域別対外直接投資の推移(総投資額)」参照)。

(注)売却や清算などによる対外直接投資の回収。

(当間正明)

(韓国)

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