2022年のブランドアフリカ100が公表、日系企業は7社がランクイン

(アフリカ)

中東アフリカ課

2022年06月14日

南アフリカ共和国の非営利団体ブランドアフリカは5月25日、アフリカにおける消費者のブランド認知調査「ブランドアフリカ100」を発表したPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)

アフリカの消費者に最も評価された企業は、1位ナイキ(米国、5年連続)、2位アディダス(ドイツ)、3位サムスン電子(韓国)、4位コカ・コーラ(米国)、5位アップル(米国)だった。6位テクノ(中国)を含む上位6企業は、前年と比較して順位に変動がなかった。

日系企業は、米国(28社)、中国(9社)に次ぐ7社がランクインした。トヨタが8位、ソニーが23位、東芝が48位、ホンダが67位、日産が76位、ヤマハが79位、シャープが85位となった。

アフリカ企業は全体の17%を占め、7年連続でその割合は増加している。南ア7社、ナイジェリア4社、エチオピア、ガーナ、ジンバブエ、ケニア、ウガンダ、タンザニアでそれぞれ1社ずつランクインした。うち上位企業については、南アの携帯会社MTNが10位、ナイジェリアの大手財閥ダンゴテが22位、エチオピア航空(エチオピア)が24位、ガーナの飲料会社カサプレコ飲料が31位、ナイジェリアの大手通信会社グローバコムが32位だった。

同調査は2022年3~4月に、アフリカ28カ国の消費者(18歳以上)を対象に、携帯電話を通じてトップ3ブランドを聞き取りして実施した。

(小林淳平)

(アフリカ)

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