ソーラーパネルや蓄電池に船積み前検査を導入

(エチオピア、ケニア)

アディスアベバ発

2022年05月16日

エチオピアの貿易地域統合省が、2022年2月15日からエチオピアに輸入される独立設置型の太陽光関連製品に、船積み前検査を義務付けていることが判明した(注1)。

指定検査機関には、ビューローベリタス外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますコテクナ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが選ばれており、各社がホームページ上で、検査手続きを解説している。対象は、ソーラーランタン、蓄電池、インバーターなど(注2)で、船積み前検査の対象とすることで、粗悪品の流入を防ぎ、輸入通関手続きを円滑にする狙いだ。

ジェトロでは、6月8日から22日までの予定でアフリカ・オンライン商談会(機械分野)を実施する。エチオピアから参加するのは、太陽光関連製品や停電時に電気を供給するバッテリー蓄電装置などを扱うリデトコ(LYDETCO)PDFファイル(1.8MB)だ。商談参加日本企業は、価格提示に際しては、船積み前検査費用も念頭におく必要がある。

エチオピアでは、太陽光関連製品の輸入手続きがしばしば変更されてきた(2018年10月11日記事参照)。しかし、これまでのところ、エチオピアでそれら製品が普及しているとは言い難い。例えば、家屋用の太陽光パネルは、隣国ケニアでも10年以上前には珍しいものだったが、ナイロビ市内の建物の屋上には、今や驚くほどに太陽光パネルが設置されている。逆に、エチオピアには、今後まだまだ普及の余地があるとも言えそうだ。

写真 ナイロビ(手前の白い建物の屋上に太陽光パネル)(2021年11月13日、ジェトロ撮影)

ナイロビ(手前の白い建物の屋上に太陽光パネル)(2021年11月13日、ジェトロ撮影)

写真 アディスアベバ(屋上に太陽光パネルは皆無)(2022年5月12日、ジェトロ撮影)

アディスアベバ(屋上に太陽光パネルは皆無)(2022年5月12日、ジェトロ撮影)

(注1)適合性の認定基準は、ES-IEC-TS-622570908:2020

(注2)ビューローベリタスの解説では、以下のHSコード(細目はエチオピアの分類)が該当する。HS8513.1010、HS9405.2020、HS8541.4000、HS8537.1010、HS8537.2010、HS8507.2010、HS8507.3010、HS8507.4010、HS8507.5010、HS8507.6010、HS8507.8010、HS8504.4010、HS8544.4900、HS8544.4200

(関隆夫)

(エチオピア、ケニア)

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