三菱UFJ銀行とリクィディティ・キャピタルが20億ドルの投資ファンド設置

(イスラエル、日本)

テルアビブ発

2022年05月31日

5月29日付のイスラエル現地紙「カルカリスト」は、三菱UFJ銀行〔三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)連結子会社〕と、イスラエルのフィンテックスタートアップのリクィディティ・キャピタル(Liquidity Capital M.C. Ltd.)が20億ドルの投資ファンドを新たに設立する契約に署名したと報じた。今回の投資ファンド設立には、米国のベンチャーキャピタルのスパーク・キャピタルも参加している。

この報道によると、同ファンドは既に5億ドルを調達している。残りの資金は国際機関投資家からの調達を近く開始し、今後約1カ月で成長企業への投資を開始する予定としている。各企業への投資額はおよそ2,500万~5,000万ドルとなる見込みだ。リクィディティ・キャピタルがファンドを管理し、MUFGの上級幹部がファンドの社長を務めることとなる。

MUFGは、リクィディティ・キャピタルが開発する次世代型貸し出しプラットフォームの将来性を評価し、2019年10月に連結子会社の三菱UFJイノベーション・パートナーズを通じて、最大400万ドルを出資するとしていた。2020年8月には、三菱UFJ銀行とリクィディティ・キャピタルがアジアを中心とするスタートアップ企業向けのファイナンス事業を開始することを目的として、合弁会社「マーズ・グロース・キャピタル(Mars Growth Capital Pte. Ltd.)」の設置契約を締結したと発表していた(2020年8月17日記事参照)。さらに2021年1月には、マーズ・グロース・キャピタルの2号ファンド組成契約を締結したほか、同年9月には1億2,000万ドルの追加出資も報じられており、今回の新ファンド組成は、こうした流れに沿ったものとみられる。

(アリサ・ノスキン、吉田暢)

(イスラエル、日本)

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