ジェトロ現地駐在員、大連市の魅力に迫る

(中国)

大連発

2022年05月31日

ジェトロは、国際ビジネス情報番組「世界は今 -JETRO Global Eye」の「日本から中国への入り口・大連を歩く‐変化する輸出のポイントとは‐外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を配信(5月19日)した。当番組では、現地駐在員が遼寧省大連市の魅力や特徴を紹介するとともに、大連市を拠点とする日本食品バイヤーが、日本企業が中国に輸出する際のポイントなどを解説した。

日本との関わりが深い街、大連市の魅力

遼寧省大連市は年間貨物取扱量3億トンを超える国際貿易港を有し、国際貿易も盛んだ。外務省の統計によると、進出日系企業数は1,847社(2020年10月1日時点)、在留邦人数は上海市、北京市、江蘇省蘇州市、広東省広州市、広東省深セン市に次ぐ規模の3,478人(2021年10月1日時点)。また、日本の多くの都市と姉妹(友好)都市提携を結んでおり、7自治体と地方銀行6行が事務所や拠点などを設置している(注1)。日本語習得者も多く、人口100万人当たりの日本語能力試験N1(注2)受験者数の割合(2019年)は上海市や広州市を抑え、大連市が1位となっている。地下鉄のホームでは、中国語、英語に続いて日本語のアナウンスが流れるなど、中国全土でも珍しい特徴がある。番組前半では、現地駐在員が大連市の街並みを歩きながら、その魅力をレポートした。

写真 現地駐在員が大連をレポート(「世界は今 -JETRO Global Eye」より)

現地駐在員が大連をレポート(「世界は今 -JETRO Global Eye」より)

大連のバイヤーが現在の中国市場を語る

番組後半では、日本の菓子や調味料を中心に中国に輸入している大連翰哲国際貿易の張智総経理をゲストに迎え、中国で人気の日本製品のポイントとして、「人気キャラクターの活用」や「さまざまな分量に対応した包装や中身の分かりやすい包装」「栄養表示」などの点を紹介した。特に近年では、健康志向の消費者が増えており、体に良い成分や甘さを控えめにした商品が人気だ。また、これまで日本の製品は、安心安全の信頼性が人気の要素だったが、近年では中国製品も品質が向上しており、若い世代は安心安全な日本製品という理由だけでは手に取らない印象がある。中国人の味付けや嗜好(しこう)を踏まえるなど、日本製品にもプラスアルファが求められていると張総経理は指摘した。

中国市場への輸出や大連市への進出を検討している方は是非ご視聴いただきたい。

写真 大連市内スーパーでのバイヤーインタビュー(「世界は今 -JETRO Global Eye」より)

大連市内スーパーでのバイヤーインタビュー(「世界は今 -JETRO Global Eye」より)

「世界は今-JETRO Global Eye」は以下リンクよりご視聴頂けます。

『日本から中国への入り口・大連を歩く 変化する輸出のポイントとは』(2022年5月19日配信)

公式ホームページ:https://www.jetro.go.jp/tv/

公式Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=732C1gN7Cbg外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

(注1)7自治体:青森県、岩手県、宮城県、神奈川県、新潟県、富山県、北九州市。地方銀行6行:山口銀行、福岡銀行、山陰合同銀行、北陸銀行、北洋銀行、京都銀行。

(注2)日本語能力試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を認定する語学検定試験。最上級のN1からN5まで5つのレベルがある。日本国際教育支援協会と国際交流基金が主催。

(山口はるか)

(中国)

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