3月のアフリカ航空便の座席数が新型コロナ禍前の67.3%まで回復

(アフリカ、南アフリカ共和国、エジプト)

中東アフリカ課

2022年05月23日

アフリカ航空会社協会(AFRAA)は4月11日、3月のアフリカの航空便における座席数が2019年同月比(新型コロナ禍以前)で67.3%に達すると推定した。同協会によると、2022年2月時点でアフリカ発着の国際便ルートの80%が既に再開している。アフリカ域内では、72%まで回復しており、各国の感染対策の緩和に伴い、3月には75%になると見込まれている。

国際航空運送協会(IATA)が公表するRPK(有償旅客数と輸送距離の積)を2019年比でみると、2021年3月はマイナス71.8%だったが、2022年3月ではマイナス47.8%となっている。新型コロナ禍前に完全に戻ったとは言い難いが、旅客便の堅調な回復がみられる(添付資料図参照)。

国別の動きでは、南アフリカ共和国の西ケープ投資貿易振興局(WESGRO)が2022年3月に発表した報告によると、ケープタウン国際空港の国際便乗客数は、2019年同月比で2022年2月が52%、3月が61%、4月(1~24日の暫定数値)は74%に上昇している(2021年通年は20%)。

エジプトでは、考古・観光省が2022年3月には欧州・米国からの観光客誘致に向けて、SNSでキャンペーン(Follow the Sun)を実施しているほか、5月には中東諸国に向けてもPR(Your Vacation Is Here)を開始している。他国の動きでは、AFRAAのプレスリリースによると、アルジェリアが西アフリカ諸国を中心に航路を増やしているほか、エチオピア航空、ロイヤル・エア・モロッコ、エジプト航空がアフリカ域内で発着地を増やしているとしている。

IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長は、世界的な航空業界の回復について「世界各国の感染対策緩和によるものだ」とコメントしている。

(小林淳平)

(アフリカ、南アフリカ共和国、エジプト)

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