メキシコ経営者連合会、インフレ率上昇抑制策を全面的に支持

(メキシコ)

米州課

2022年05月24日

メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール(AMLO)大統領が発表したインフレ率上昇抑制策(PACIC、注、2022年5月10日記事参照)に対して、メキシコ経営者連合会(COPARMEX)は5月4日付のプレスリリースで、支持を発表した。

同プレスリリースによると、PACICは生産、流通、貿易などに関する15の措置で構成されており、措置を実行することで供給の増加、供給コストと時間の削減が可能になるため、経済的に脆弱(ぜいじゃく)な家庭の購買力低下を阻止することが可能なことを支持の理由としている。また、同政策が短期的、中期的に行われることも評価。COPARMEXが官民の調整役として協力することも表明した。

COPARMEXのホセ・メディナ・モラ会長は「インフレはメキシコ経済にとって、がんだ」とし、脆弱な家庭を守るためにはPACICが必要とコメントしている(「エル・エコノミスタ」紙5月11日)。また、同紙によると、メディナ・モラ会長は「PACICの実行に当たり、メキシコ企業の70%が中小零細企業のため、経済的に脆弱な家庭を守るだけでなく、中小零細企業を支援するという目的も含めることで、国内経済のさらなる回復につながる可能性がある」とも発言している。

(注)物価上昇を防ぐ目的で民間部門と協力し、食品を中心とした主要24品目の価格上昇を抑制するための政策。

(高氏朋佳)

(メキシコ)

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