LGエレクトロニクス、1~3月期の業績発表
(韓国)
ソウル発
2022年05月09日
韓国のLGエレクロトロニクスは4月28日、2022年第1四半期(1~3月)の業績(連結ベース)を発表した(添付資料表参照)。売上高は前年同期比18.5%増の21兆1,114億ウォン(約2兆1,534億円、1ウォン=約0.102円)と、四半期ベースで過去最大となった。営業利益は6.4%増の1兆8,805億ウォンだった。
同社が発表した第1四半期の部門別業績は以下のとおり。
1.ホーム・アプライアンス&エアー・ソリューション部門(洗濯機、冷蔵庫、エアコンなど)
「LGオブジェコレクション」をはじめ、新家電、スチーム家電などプレミアム製品の販売増により、売上高は7兆9,702億ウォンと、四半期ベースで過去最大となった。
2.ホーム・エンターテインメント部門(テレビなど)
有機ELテレビ、超大型テレビなどプレミアム製品の根強い人気により、売上高は4兆649億ウォンと、前年同期に比べ、小幅に増加した。営業利益は1,884億ウォンを記録した。
3.ビークルコンポーネント・ソリューションズ(自動車電装部品など)
車載インフォテインメントシステム、電気自動車(EV)用パワートレイン、車両用照明システムのいずれも販売が増加し、売上高は前年同期比8.5%増の1兆8,776億ウォンを記録した。
4.ビジネス・ソリューションズ部門(モニター、電子看板、太陽光モジュールなど)
新学期シーズンを迎え、IT製品の新規・買い替え需要が増えたことや、B2B市場の回復により、売上高は2兆167億ウォンと、四半期ベースで過去最大となった。
(当間正明)
(韓国)
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