米ファイザー、5歳以上12歳未満への追加接種の緊急使用承認をFDAに申請

(米国)

ニューヨーク発

2022年04月28日

ファイザー・ビオンテックは4月26日、米国食品医薬品局(FDA)に対し、5歳以上12歳未満の子どもに対する新型コロナウイルスのワクチン追加接種(ブースターショット)を可能にするよう緊急使用承認を求める申請を行ったと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

同社は発表で、2回目の接種から約6カ月後に追加接種を実施した臨床試験で強い免疫反応が証明され、安全性に関わる新たな問題点はみられなかったとしている。同社製ワクチンの当該年齢層に対する2回目までのワクチン接種について、FDAは2021年10月29日に承認し、米疾病予防管理センター(CDC)は11月2日に推奨した(2021年11月4日記事参照)。

同社製のワクチンに関しては現在、免疫障害などの特例を除き、50歳以上に2回の追加接種(通算4回)(2022年3月31日記事参照)、12歳から50歳未満に対して1回の追加接種(通算3回)(2022年1月7日記事参照)が承認および推奨されている。

(吉田奈津絵)

(米国)

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