韓国政府、ブルネイにCPTPP加盟の支持を要請

韓国の産業通商資源部は4月7日、ヨ・ハング通商交渉本部長がブルネイのアブドゥラ財務経済第2大臣とオンラインで会談し、韓国の環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定（CPTPP、いわゆるTPP11）加盟に関し、アブドゥラ大臣から積極的に支持するとの回答があったと発表した。

韓国政府の発表では、これまで、シンガポール（2021年12月15日）、カナダ（2022年1月17日）、ニュージーランド（2022年2月15日）、メキシコ（2022年3月1日）、ベトナム（2022年3月23日）、オーストラリア（2022年4月5日）に対して韓国のCPTPP加盟への支持を要請し、いずれの国からも歓迎または支持の表明があったとしている。

また、同会談では、ヨ本部長から、最近の原油価格上昇などグローバルサプライチェーンの不安定性に対応するため、エネルギー分野を中心とする両国間のサプライチェーンにおける協力を強化していきたいと強調した。

（当間正明）