韓国政府、723万バレルの備蓄石油を追加放出

(韓国)

ソウル発

2022年04月13日

韓国の産業通商資源部は4月8日、国際エネルギー機関(IEA)との協議を経て、3月初旬の備蓄石油の放出(442万バレル、2022年3月8日関連記事)に続き、723万バレルの備蓄石油の放出を決定した。

4月1日に開催されたIEAの緊急閣僚級会合において、米国が1億2,000万バレル規模の追加放出を提案したことに関連し、韓国政府の代表を務めたムン・スンウク長官は「韓国も追加的な備蓄石油放出に積極的に参加することで、世界の石油市場の安定化に寄与したい」と表明していた。

また、今回の備蓄石油の放出に合わせ、60万バレルの軽油も放出し、軽油の需給安定化に貢献していくとした。

(当間正明)

(韓国)

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