ワクチン3回接種で、国内移動時の検査が不要に

(インドネシア)

ジャカルタ発

2022年04月07日

インドネシア政府の新型コロナウイルス対応タスクフォースは4月2日、通達2022年16号PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を出し、州・県・市の境を越える国内移動時のワクチン接種などの要件を緩和した。同日から、航空、陸上、海上の輸送手段を用いて国内移動する際に、ワクチン接種が3回完了している場合は、PCR検査または迅速抗原検査の陰性証明の提示が不要となった。

これにより、国内移動時に必要な陰性証明に関する義務は以下のとおりとなった。

  • ワクチン接種が3回完了している国内旅行者:PCR検査または迅速抗原検査の陰性結果の提示は不要。
  • ワクチン接種が2回完了している国内旅行者:出発前24時間以内に検体採取された迅速抗原検査または出発前72時間以内に検体採取されたPCR検査の陰性証明を提示する必要がある。
  • ワクチン接種が1回完了している国内旅行者:出発前72時間以内に検体採取されたPCR検査の陰性証明を提示する必要がある。
  • 健康上の理由によりワクチン接種ができない場合:出発前72時間以内に検体採取されたPCR検査の陰性証明を提示する必要がある。また、ワクチンを接種できない旨記した、医師が発行する証明書が必要。
  • 6歳未満の国内旅行者:ワクチン接種の規定は免除され、PCR検査または迅速抗原検査の陰性証明を提示する必要はない。ただし、ワクチン接種および新型コロナウイルスの健康プロトコルを順守した者に帯同する必要がある。

ジェトロが4月5日、ワクチン接種会場で3回目のワクチンを接種したインドネシア人男性に話を聞いたところ、「故郷であるジョグジャカルタ特別州に帰るたびに、迅速抗原検査またはPCR検査を受けなければならず面倒だった。今回の変更で、レバラン(断食明け大祭)休暇時にも帰省しやすくなる」と歓迎していた。

5月2、3日前後のレバラン休暇では、今回の緩和により、航空機を活用して帰省する国民が増えると予想される。2020、2021年にはレバラン明けに感染者の急増が起こっている。新型コロナウイルス対応タスクフォースのスハリアント・インドネシア国軍中尉は、今回の国内移動に関する制限緩和を国民に対する政府の信頼の表れだとし、誠実に新型コロナウイルスに関する政府方針を順守するよう、国民に呼びかけた(「コンタン」紙4月4日)。

(尾崎航)

(インドネシア)

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