日本への入国時に指定隔離施設での隔離が不要に
(バングラデシュ、日本)
ダッカ発
2022年03月11日
日本政府は3月9日、新型コロナウイルスに対する水際措置として、3月10日午前0時(日本時間)以降、バングラデシュから日本への入国者・帰国者について、検疫所が指定する宿泊施設での待機を求めないことを発表した。
バングラデシュでの新型コロナウイルス感染拡大を受けて1月31日以降、バングラデシュは指定国・地域となり、同国からの入国者については、指定隔離施設で3日間の隔離が必要となっていたが、今回の措置を受けて、指定隔離施設での隔離は不要となった(2022年1月31日記事参照)。
3月10日以降は指定国・地域対象外となった。バングラデシュからの入国者の対応は以下のとおり(注)。
- ワクチン3回目追加未接種者について、原則7日間の自宅などでの待機を求めるとした上で、入国3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性ならば、その後の自宅などでの待機の継続は求められない。
- ワクチン3回目追加接種者について、入国後の自宅などでの待機は求められない。
日本入国後の水際措置の緩和を受け、今後も日本からバングラデシュへの出張者の増加に拍車がかかりそうだ。
(注)日本が認めているワクチンの種類は外務省ウェブサイト参照。
(安藤裕二)
(バングラデシュ、日本)
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