韓国政府、14年ぶりにメキシコとのFTA交渉再開で合意
(韓国、メキシコ、エクアドル)
ソウル発
2022年03月04日
韓国の産業通商資源部は3月3日、同月1日にヨ・ハング通商交渉本部長とメキシコのタティアナ・クルティエール経済相との間で韓国・メキシコ通商長官会談を開催し、2008年以降中断していた韓国・メキシコ自由貿易協定(FTA)交渉を14年ぶりに再開することで合意したと発表した。
同部では、新型コロナウイルスやウクライナ情勢などによりグローバルサプライチェーンのリスクが拡大している中で、韓国・メキシコFTAが戦略的な通商協力の基盤になると期待を寄せた。
また、両省間で進めている鉱物資源のサプライチェーン協力に関する覚書(MOU)については、実務担当者間での協議を経て、引き続き議論していくこととなった。
さらに、ヨ本部長は3月2日、エクアドルのフリオ・ホセ・プラド生産・貿易・水産相ともオンラインで会談を行い、韓国・エクアドル戦略的経済協力協定(SECA)の交渉再開で合意した(2022年1月28日記事参照)。
(当間正明)
(韓国、メキシコ、エクアドル)
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