米商務省、ロシアへの輸出管理に違反する航空機100機を特定

(米国、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ)

ニューヨーク発

2022年03月22日

米国商務省は3月18日、ロシア向けに強化した輸出管理規則(EAR)に違反するかたちでロシア国内に入ったとみられる航空機を100機特定したと発表した。これらの航空機に対して商務省の許可なくサービスを提供した場合、所在地にかかわらず、EAR違反のリスクを負い、禁錮や罰金などの法執行の対象になり得るとしている。

商務省は、ロシアが2月24日にウクライナへの侵攻を開始したことを受けて同日に、航空機を含むハイテク製品のロシア向け輸出管理を強化する措置を取っている(2022年2月25日記事参照)。同措置は3月2日、ロシアを支援しているベラルーシにも適用している(2022年3月3日記事参照)。商務省は3月2日以降、公開情報に基づいて第三国からロシアに入国した民間航空機を特定したとしており、それらは全てロシアまたはロシア国籍者に所有、管理、チャーター、リースなどされているとしている。商務省は特定した航空機100機のリストをプレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで公開しており、これらに燃料補給やメンテナンス、修繕、部品供給を含むいかなるサービスを提供した場合、EARの禁止事項に抵触すると警告している。

商務省は、今回のリストは網羅的なものではなく、個人・事業体がリストには含まれないがEARの管轄に属する航空機やその他の製品に関して、EAR違反(または違反となり得る)状況を認知している場合は、規制が適用されるとしている。さらに、今回のリストは状況に応じて更新するとしている(注)。

(注)商務省はロシアとベラルーシ向けに強化した輸出管理規則を説明する特設ページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを公開している。

(磯部真一)

(米国、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ)

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