新型コロナ対策の社会的距離確保を緩和、営業時間は午後11時まで延長
(韓国)
ソウル発
2022年03月07日
韓国保健福祉部は3月4日、新型コロナウイルス対策の社会的距離確保の追加緩和措置(注1)を発表した。これにより、遊興施設や食堂・カフェ、カラオケ、浴場業、屋内体育施設、ゲームセンター、カジノ、マッサージルーム、映画館・公演場などの営業時間を従前の午後10時までから午後11時まで1時間延長した。
同部は、国内の新型コロナ新規感染者数は増加しているものの(注2)、自営業者や零細企業の経営難に対応するため、今回の追加緩和措置を講じたと説明した(注3)。
同措置は3月5日から3月20日まで適用される。
(注1)今回の発表前の社会的距離確保の緩和措置は3月13日までの予定だった(2022年2月21日記事参照)。
(注2)国内での新規感染者数は、5万3,791人(2月11日)、10万9,704人(2月18日)、16万5,748人(2月25日)、26万6,771人(3月4日)と増加している。
(注3)私的な集まりの人数制限については、ワクチン接種の有無に関係なく、最大6人までとする措置を継続。
(当間正明)
(韓国)
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