最低賃金を年内に段階的に45%引き上げ、政労使で合意

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2022年03月28日

アルゼンチン政府は3月16日、政府と労働組合、経営者団体で構成する国家雇用・生産性・最低賃金評議会で最低賃金の引き上げについて協議し、2022年12月までに同年2月比で45%引き上げることで合意した。

なお、2021年9月には、最低賃金を段階的に引き上げ(2021年9月28日記事参照)、2022年2月1日から適用の最低賃金は月額3万3,000ペソ(約3万6,300円、1ペソ=約1.1円)で合意している。

今回合意した最低賃金の段階的な引き上げ率は下のように予定されている。

  • 2022年4月:2022年2月比で18%引き上げ、月額3万8,940ペソ
  • 2022年6月:2022年2月比で10%引き上げ、月額4万2,240ペソ
  • 2022年8月:2022年2月比で10%引き上げ、月額4万5,540ペソ
  • 2022年12月:2022年2月比で7%引き上げ、月額4万7,850ペソ

必要に応じて、8月以降に最低賃金を見直す協議を開催できる。

今回の評議会に参加したのは、産業別労働組合を代表する16人のほか、経営者団体側からアルゼンチン工業連盟(UIA)、アルゼンチン商業会議所(CAC)、アルゼンチン建築会議所(COMARCO)、中小企業商工会議所(CAME)、アルゼンチン農業連盟(FAA)、アルゼンチン農牧協会(SRA)、農協団体連盟(CONINAGRO)、農牧連盟(CRA)、ホテル・レストラン経営者協会(FEHGRA)、アルゼンチン銀行協会(ADEBA)、証券取引所(BCBA)、アルゼンチン経営者協会(AEA)。

業種別の賃上げ交渉も開始しており、冶金(やきん)労働組合や教員組合が段階的に45%、鉱業やセメントの労働組合などは段階的に48%の賃上げで合意している。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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