2021年の日本の対アフリカ輸出は20.9%増

(日本、アフリカ)

中東アフリカ課

2022年03月25日

日本の財務省貿易統計によると、日本の2021年の対アフリカ貿易(通関ベース)は、輸出額が95億6,475万ドル(前年比20.9%増)、輸入額が138億2,883万ドル(60.2%増)となり、42億6,408万ドルの貿易赤字になった(添付資料表1参照)。

品目別に輸出額をみると、便宜置籍船の仕向け先となるリベリア向けを中心に船舶(構成比24.9%、前年比13.2%増)が前年同様に1位となった。船舶に次いで輸出額が大きかったのは乗用車(15.7%、31.5%増)、貨物自動車(10.6%、35.4%増)だった。バス(4.4%、23.5%増)や自動車部品(4.2%、47.1%増)も大幅に伸び、自動車関連は好調だった。このほか、熱延鋼板(6.0%、41.4%増)、建設機械(3.4%、91.4%増)も前年を大きく上回った。

輸入額では、白金族(構成比55.4%、前年比88.6%増)が例年どおり最も多く、次いで天然ガス(6.1%、64.4%増)、鉄鉱石(5.9%、98.7%増)、石油・歴青油(3.1%、24.4%増)、原油(2.5%、76.4%増)の順だった。なお、輸入額上位10品目で伸び率が最も大きかったのはトウモロコシ(1.6%、7.3倍)だった。

国別に輸出額をみると、先述のとおりリベリア(構成比25.2%、前年比11.8%増)が24億927万ドルと最大だった。次いで、南アフリカ共和国(24.6%、41.0%増)、エジプト(11.4%、12.1%増)、ケニア(10.7%、42.1%増)、タンザニア(4.0%、51.7%増)となった。

輸入額では、白金族を多く産出する南アが対アフリカ輸入額全体の72.6%を占めた(前年比73.8%増)(添付資料表2参照)。次いで、ナイジェリア(構成比5.5%、前年比9.4%増)、アルジェリア(4.0%、2.2倍)、モロッコ(2.6%、18.9%増)、エジプト(2.3%、2.3%増)の順だった。

(小林淳平)

(日本、アフリカ)

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