世界銀行とIMF、ウクライナへの緊急金融支援を承認

(ウクライナ)

ワルシャワ発

2022年03月14日

世界銀行は3月7日、ロシアからの軍事侵攻により深刻な経済的ダメージを受けているウクライナに対し、7億2,300万ドルの緊急支援を承認したと発表した。同パッケージは医療従事者の賃金や高齢者の年金などの国民にとって不可欠なサービスの提供に充てられ、3億5,000万ドルの補完的融資と1億3,900万ドルの保証で構成される財務支援パッケージ、1億3,400万ドルの無償資金、1億ドルの並行融資を合わせたものになる。

IMF理事会は3月9日、ウクライナに対し14億ドルの緊急支援を行うことを承認した。これに対し、ウクライナ国立銀行(NBU、中央銀行)のキリロ・シェフチェンコ総裁は「IMFがわれわれの要請に迅速に対応してくれたことに深く感謝する。できる限り早期に必要な手続きを終えたい」とし、「ウクライナは恐ろしい時代に突入しており、緊急金融支援は必要不可欠だ」と述べた。

また、IMFの発表によると、ウクライナ政府は本支援を受け入れると同時に、2020年6月にIMFにより決定された18カ月のスタンドバイ取り決め(SBA)(2020年6月17日記事参照)を中止した。

(ゴロンカ・マルタ)

(ウクライナ)

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